袋培養実験用モニタカメラ開発
お知らせ
2021年10月22日付けのプレスリリースです。
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概要
- 実験期間:2021年8月27日(金)から10月13日(水)
- ミッション:密閉した袋内での植物栽培
- 開発箇所:モニタカメラ
開発内容
ウェルリサーチは、JAXA、竹中工務店、キリンホールディングス、千葉大学、東京理科大学が実施するISSきぼうでの植物栽培実験において、栽培中の植物を撮影するためのモニタカメラ装置の開発に携わりました。
モニタカメラ装置は、リコー社のTHETAカメラ、制御回路、乾電池から構成されています。
動作はとても単純で、宇宙飛行士に電源を入れてもらうと、6時間ごとの定期撮影を繰り返し続けます。
約2か月間の実験期間中に撮影が途絶えることのないよう、十分な容量の電池を搭載しています。
撮影した画像はカメラの中に保存されますが、開発期間の短縮のため、ISSきぼうと通信する仕組みを実装していないので、画像の確認は地上へ持ち帰ってから実施することになります。
【2023/3/24追記】竹中工務店さんが、Youtubeにかっこいい動画をまとめてくださりました。2分31秒あたりから、モニタカメラ装置で撮影したレタスの成長の様子が観察できます。
(©株式会社竹中工務店)