製品紹介
衛星搭載用防振ダンパー
カタログ
下記からダウンロードしてください。
衛星搭載用防振ダンパーカタログ
特徴
Cu-Al-Ni単結晶形状記憶合金の応力誘起マルテンサイト状態における高いエネルギ損失特性を活かした全金属製の防振ダンパーを開発・販売しています。
- 柔軟で長ストロークが必要な軌道上微小振動低減用と高剛性・高強度の打上時振動低減用、いずれの防振ダンパーにも対応可能。
- 構造が単純、高信頼で軽量・省スペース。
- 全て金属材料であり、粘性流体の漏洩やアウトガスがない。
- 温度変化にも安定した制振性能を発揮(例:-50℃~90℃)
- 宇宙環境特有の紫外線や放射線、原子状酸素などの環境でも使用可能
実績
本防振ダンパーは国内及び米国、欧州の特許を取得しています。また、既にX線分光撮像衛星 XRISM の冷凍機発生振動擾乱低減用の防振装置として採用されています。
軌道上振動擾乱低減用の防振ダンパーは打上げ時に固定するロンチロック機構が必要です。また軌道上熱制御には伝熱パスが必要となり、とくに伝熱パスは防振ダンパーの性能に影響しないよう柔軟な剛性であることが重要となります。
弊社では、防振ダンパーシステムとしてロンチロックとフレキシブルサーマルパスも併せて開発しております。
製品販売
搭載品の質量、サイズ、振動周波数に応じて、設計・カスタマイズを実施し、販売させていただきます。まずは弊社までご連絡いただければと思います。